世界が注目する大田K-Medi、 世界初JCI認証の国際健康診断センター

「当院を訪れるすべての方に、常に制約を受けず最善の診療をご提供する」という使命をもって患者と市民の健康を守るため1966年に開設された宣病院は、20病床の宣整形外科医院としてスタートし、2020年現在、13の診療センターと34の診療科、200名余りの専門医療スタッフを備えた総合病院にまで成長しました。 今回のインタビューでは、医療サービスの海外進出分野で優れた成果を出している宣病院国際検診センター(SUN MEDICAL CENTNER)のパク·ハンジュセンター長にお話を伺いたいと思います。

Q1. まず、国際検診センターを運営するヨンフン医療財団についてご紹介いただけますか。

ヨンフン医療財団善病院は1966年、20床ほどの宣整形外科として開院しました。
現在、宣病院の本院と宣歯科病院、国際検診センター、儒城宣病院の4つの病院で、約900の病床を運営しています。 約200名の専門医療スタッフが揃い、1日に約3,000名の外来患者が訪れており医療地方化の代表的な成功モデルとして高く評価されています。

Q2. 国内メディアのインタビューの中で、「病院を新しく増築したのではなく、今後の100年を見据えて作品のようにつくり上げました」というコメントが印象的でした。 宣病院の国際検診センターについて教えていただけますか。

2012年7月、宣病院は儒城に延べ面積12.561㎡(地上5階、地下1階)規模の国際検診センターを開院しました。 国際検診センター1階ロビーの中央にはグランドピアノを置き、その上には華やかなシャンデリアが輝いています。 ホテルを彷彿させるほど高級なインテリアです。 室内庭園をはじめ、高級宿泊施設も完備しています。

国際検診センターのすぐ隣にがんセンターがあり、検診センターとがんセンター間の協力診療はもちろん、疾患発見から治療まで「ワンストップ」サービスを行っています。 特にがんセンターには1台当たり数十億ウォンを超える最先端がん手術装備である「ラピッドアーク」を完備し、ソウルの大型病院に劣らない施設を備えています。 実際に、宣病院の国際検診センターは1,200にも及ぶ評価項目をすべてパスして受けられる国際医療機能評価機構の認証(JCI)を世界で初めて受けました。

Q3. 海外患者誘致部分において、福祉部から海外患者診療先導病院に選定された後、初年度850名余りの海外患者診療を皮切りに、これまで5000名以上の海外患者を受け入れていますね。 首都圏の大型病院と差別化された宣病院国際検診センターならではのメリットを教えて下さい。

韓国の優秀な医療スタッフと最先端装備、良質の医療サービスをアメリカなどの先進国と比べ、驚くほど低価格で受けることができるという点、特に当院の特化された健康診断では、同一検査装備・同一検査項目に比べ、ソウル有数の大学病院と比較しても、2倍以上安い価格で受けることができるという点が、医療観光客から大変好評を得ています。

Q4. 医療観光客のための国際検診センターの様々な検診プログラムを教えて下さい。

国際健診センターの検診プログラムは、大きく3つに分けられます。 成人病、がんなどを早期発見するために必須項目で構成された基本検診と、脳精密、心臓精密、消化器精密、肺がん、婦人がんをはじめとする7大がん精密検診、5つ星ホテル級の宿泊検診専用病棟で専任コーディネーターがついて行われる最上級検診プログラムの宿泊検診などがあります。

国際検診センターが提供する健康診断は、ブライダルチェック、女性、高齢者など年齢層やテーマに合わせてカスタマイズされた検診プログラムが行われます。 宿泊検診については、受診者の便宜を高めるため、4階を宿泊検診専用階として設計しました。

ソウルはもちろん、海外からお越しになる宿泊検診者は、儒城温泉で休息を取り、基本検査をはじめPET-CTガン検診、心臓、脳精密検査なども自宅のようにリラックスできるプライベート空間で受けていただけます。

宿泊検診病室は、ファックス、パソコンなどの執務室機能を備えたプライベート空間で、専任の看護師による検診サービスを提供しております。

Q5. 医療観光客のための国際検診センターならではのコンシェルジュサービス、ITサービスについて教えてください。

コンシェルジュサービスで海外の患者様と意思疎通を円滑に図るため、現地の元医師コーディネーターで構成された国際診療チーム(英語圏、中国、ロシア、モンゴルなど)が患者様ごとに1対1の専門サービスをご提供しています。 そして医療観光客が入国されたらリムジンを利用して病院に送迎するサービスを運営しており、病院の近くのホテルを予約するサービスと宿泊期間中に観光案内をご希望される場合、大田の観光案内をしております。 そして、検診結果に問題があれば、すぐ診療の予約をして、受診できるようになっています。

ITサービスでは、外国語ホームページを運営しており、医療観光客が病院について知りたい情報を検索することができ、ホームページから病院コーディネーターへの連絡、検診、診療予約が可能です。 そして宿泊検診の場合、患者様ごとにお渡しするタブレットPCから検診全般に関する情報をリアルタイムで確認でき、通知機能で検査順序に応じた案内を受けることができます。

Q6. 最近、新型コロナウイルスによって入国が難しくなりましたが、訪問を見合わせている医療観光客のために差別化されたプロモーションがあれば、教えていただけますか?

新型コロナウイルスによる入国審査過程の遅延状況を把握し、医療観光客のスケジュールにできる限り合わせて検診と診療を行えるよう努めています。 特に、院内検疫と感染管理を強化し、来院時には呼吸器症状および発熱を確認し、各検診項目コースを通るたびに手の消毒システムを稼動させています。さらに、受診者が触れるタグキー、検診カード、スリッパは毎日消毒して使用しています。

現在は、ターゲット国家の中から少数のみ入国している状況ですが、大田宣病院は診療相談および依頼を続けており、事前予約をされる方には、韓国行きの航空機が運航再開された場合、航空料の一部を支援するプログラムも運営しています。

Q7. 医療観光客誘致活性化のための国際診療センターの計画について教えていただけますか?

宣病院は「がん発見から治療まで」をモットーに、当財団の傘下4病院が有機的な協力関係を構築し、診療の質を高めたのが特徴です。つまり、長期間滞在できない海外患者を効果的に治療するため、各病院の専門医間の合同診療システムを稼動して治療効果を最大化したことが大きな特徴です。 海外医療観光客は、一度の訪問で短期間に健康検診から関節·脊椎·整形外科部門、心·脳血管、がん、歯科など様々な分野の診療および治療が可能です。 また、3Dスキャニングを利用したロボットミーリング(robot milling)システムを備え、補綴治療を1日で受けることができます。 そして、まだ初期段階ですが、海外の患者様を対象に、非対面医療サービスをモデル事業として推進しています。 モデル事業終了後、海外ターゲット国を対象に戦略的に広報をして遠隔医療サービスを提供する計画です。 また、大田宣病院は現地の需要者を対象とした海外広報活動を行っており、海外から来院される患者様には診療時間の調整および管理をはじめとする専門サービスを提供して満足度を高めています。 海外患者を誘致するため、英語、ロシア、中国語、日本語、モンゴル語など様々な言語でホームページおよびパンフレットを製作し、国別ターゲットマーケティングを実施しており、外国語に堪能な医療スタッフや看護師、職員が電話やEメールによる相談にあたっています。 大田宣病院は口コミにより海外の患者様が増加しており、宣病院の医療技術を学ぶために海外から医療スタッフの研修要請も相次いでいます。 今まで、ベトナム、モンゴル、ロシアなど約10カ国から200名の医師、看護師、スタッフが訪れ、人工関節手術、腹腔鏡癌手術、心血管ステント施術などの医療技術をはじめ、病院経営とサービス教育の研修を受けており、中国およびロシア、アフリカからも病院建設およびコンサルティングの要請が相次いでいます。

Q8. 最後に健康診断をお考えの医療観光客に「宣病院国際検診センター」を勧める理由を3つ教えてください。

1.保健福祉部の海外患者誘致先導医療技術検診センターに選定されています。
- 11科の専門医36名と最多検診経験を有しており、診療科別に特化した検診診断が可能です。

2.患者様のために体系化された検診が可能です。
- 検診を進める際は、コンピューターシステムにより便利に情報を提供し、5カ国13人の専門コーディネーターを配置し、7カ国の料理を提供しているので、体系的で快適に検診を受けていただけます。

3. 先端医療装備を導入し、高クオリティな検査とより正確な診断・治療が可能です。
- 世界初のJCI認証検診センターとして、検診項目、感染管理、患者安全、医務記録など1,200項目において優秀な評価を受けており、先端心房細動治療装備「リードミア(Rhythmia Mapping System)」を韓国で初めて正式に導入し、従来のシステムより25倍以上精密な検査が可能になりました。

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